高速道路付近で違法な土砂採取、重機とトラックを使用

週末を利用し、あるグループが重機とトラックを使い、北南高速道路に近いトリエウソン県ドンロイ村トロック村で違法な土砂採取を行った。採取場所は橋のすぐそば、高速道路の保護区域内であり、住民の憤慨を買っている。

北南高速道路の斜面付近で行われている重機とトラックによる違法な土砂採取の様子、2024年12月21日撮影北南高速道路の斜面付近で行われている重機とトラックによる違法な土砂採取の様子、2024年12月21日撮影

2024年12月21日午後の現場では、重機が継続的に稼働し、高速道路プロジェクトのために整地された田んぼから土砂を採取していた。多くのトラックが列をなし、土砂を運び出していた。

違法な土砂採取現場では、元の水田の表面より1メートル以上深く掘られている箇所が多数見られる、2024年12月21日撮影違法な土砂採取現場では、元の水田の表面より1メートル以上深く掘られている箇所が多数見られる、2024年12月21日撮影

この地域は本来、高速道路建設の余剰土であったが、建設業者がすべてを使い切ったわけではない。しかし、採取者は余剰土だけでなく、古い水田の表土も掘り下げて採取していた。

さらに深刻なのは、重機による土砂採取が高速道路の高架橋の真下で行われ、橋の基礎を侵害していることだ。多くの採取場所は、高速道路の斜面や保護柵に近接している。

高速道路の高架橋の真下で行われている危険な重機による違法な土砂採取、橋の基礎を掘り起こしている、2024年12月21日撮影高速道路の高架橋の真下で行われている危険な重機による違法な土砂採取、橋の基礎を掘り起こしている、2024年12月21日撮影

不審な人物が近づいてくるのを発見した時、クアンナム村在住のQと名乗る中年男性が、記者に目的を尋ねてきた。地元住民によると、この違法な土砂採取は2024年12月14日(土)から行われているという。採取時間は早朝から深夜、時には翌朝4時まで及ぶ。日中は水田や高架橋の下で採取し、夜間は高速道路への合流道路のロータリーに重機を運び込み、掘り返しを続けている。このロータリーは本来、花や観葉植物を植える予定で、国の建設物の保護区域内にある。

重機とトラックによる違法な土砂採取現場は、荒れ果てており、環境破壊の様子がうかがえる重機とトラックによる違法な土砂採取現場は、荒れ果てており、環境破壊の様子がうかがえる

今週末も、違法な土砂採取が再び行われた。2024年12月21日夕方、採取者は再び重機を高速道路の合流道路のロータリーに運び込み、採取を続けた。

調査によると、違法に採取された土砂は、そこから約5〜7km離れたヌア町の住宅地に販売され、数億ドンの取引が行われている。小型トラックは、土砂を地元住民に販売し、池を埋め立てたり、庭を整えたりするために利用されている。

違法採取場所から土砂を運ぶトラックが、トロック村を通過するニョム川の堤防を荒らし、損傷させている違法採取場所から土砂を運ぶトラックが、トロック村を通過するニョム川の堤防を荒らし、損傷させている

多くの地元住民は、重量のある土砂を積んだトラックが、トロック村を通過するニョム川の堤防のコンクリート表面を荒らし、損傷させていることに憤慨している。

タインホア新聞は、事態の進展と関連情報について引き続き報道する予定タインホア新聞は、事態の進展と関連情報について引き続き報道する予定

取材班

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